ルール感度 · 22

コミやルールだけでAI最善手は反転するか

komiは勝敗境界を動かし、area、territory、ko、自殺、tax rulesは終局ledgerを変えます。勝率の移動より候補順位がどこで交差するかを調べます。

  1. komiはまず勝敗境界を動かす

    同一盤でkomiを変えると勝率curveが得られます。SAIはmulti-komiをsigmoidでmodel化し、局面に固定勝率が一つだけではないと示します。

    A/B盤はkomiだけが異なり、反転より先にcurveを見ます。
  2. score移動は最善手移動ではない

    全候補が一緒に移れば勝率は変わってもorder=0は不変です。候補curveが交差して初めて答え反転です。

    単一勝率差より二候補curveの交差を重視します。
  3. areaとterritoryは終盤を別に値付け

    areaは盤上の活石を数え、territoryは地とハマを使います。buttonやseki taxも半目境界を変え、ヨセ順序が入れ替わり得ます。

    同じ終盤局部をareaとterritoryのledgerで比較します。
  4. ko ruleは合法な未来を変える

    simple ko、positional superko、situational superkoは別制約です。現在合法でも将来の取り返しと転換が変わります。

    未来の取り返しで分岐し、一方だけsuperkoで閉じます。
  5. engineとnetworkの両方がrule対応

    公式rules文書は古いnetworkが新engine上でも複雑rule局面を誤評価し得ると注意します。両方のidentityを保存します。

    新engineと旧networkの組合せは自動的に有効ではありません。
  6. 二つのkomiでなく反転区間をscan

    盤、model、visits、randomを固定し0.5目刻みでkomiを走査し、rules別top3を保存します。交差は区間表示します。

    離散sampleから候補順位帯と最初の安定交差区間を作ります。
  7. 反転atlasを教学条件へ

    永遠の最善手と言わず、どのrules、komi範囲、局面境界で有効か書きます。serverや大会が変わっても再判断できます。

    最終cardに座標、rules、komi区間、tradeoffを表示します。

rulesと方法の資料

  1. KataGo supported rules
  2. KataGo Analysis Engine
  3. SAI multi-komi paper

rule反転実験の前

  • 盤とmodelを固定
  • komiを区間scan
  • 順位と勝率を分離
  • engineとnetworkを記録
  • 各rulesで合法性確認
秀策時代定石を開く