モデルと指標 · 08
Fast、Balanced、Deep、Human SLの選び方
モデルは速度・強さ・棋風を、探索量は安定度を変えます。勝率、目差、visits、主要変化、所有率を一緒に読みます。
名前の強そうな順ではなく目的で選ぶ
Fastは全局走査と対話的プレビュー、Balancedは日常検討、Deepは少数の重要局面の高品質深算に向きます。Human SLは人間棋譜のスタイル学習で人らしい選択を説明するモデルで、単純な最強勝負モデルではありません。
4段階は一本道の順位表ではありません。速度、深さ、人間らしさは別の軸です。 visitsは探索予算でモデルサイズではない
同じモデルではvisitsを増やすほど候補順位が安定しやすい一方、時間と使用量が増えます。少ないvisitsで全局を走査し、二、三の転機へ予算を集中します。大モデルと多いvisitsは完全には代替できません。
先に広く、次に深く。低予算で問いを探し、高予算で少数の問いへ答えます。 五つの項目を同じ視点で読む
winrateは勝敗確率、scoreLeadは予想目差、visitsは探索量、pvは主要変化、ownershipは各点の帰属推定です。候補のpriorとpolicyも文脈になります。比較前に黒視点か手番側視点かを確認します。
候補手は一つの点数ではなく、互いを制約する証拠の組です。
根拠
検討時の確認
- 全局走査か重要局面かを決める
- モデル段階とvisitsを記録
- winrateとscoreLeadの視点を確認
- pvとownershipで数値を説明